みなさ~ん、こんばんは~しほみんやでぇ~
カムサハムニダ~
出生後、すぐに7つの合併症の説明がされました。
彼女の病名は、超低出生体重児(生育限界児)、呼吸窮迫症候群、新生児仮死
それに伴う合併症の説明です。
1)呼吸窮迫症候群 2)新生児遷延性肺高血圧症 3)動脈管開存症 4)脳室内出血、出血傾向 5)消化管穿孔 6)胎便病 7)細菌感染症
一つ一つ説明していると、大変長くなってしまうので、気になる方はぜひネットで知らべてみてください。
要は、お腹の中にいた期間が短いため発育が不十分で、それに伴い様々な不具合が生じるということ。
この世で生きるためには、たくさんのことを一度にしなければなりません。
息を吸って吐いて、心臓を動かして、血液を全身に巡らせて…。
生きるって大変なんです。生きているということ、これって本当に奇跡なんです。
改めて思い知らされました。
説明は両親にしかできないので、
出産してしばらく経った後、先生が病室に来て説明してくださいました。
第一子の時もNICUに入院していたので、大体の内容は把握していました。
とりあえずは、脳室内出血が72時間以内に起こりやすいので、
産まれて3日間が最初の山であると、覚悟しなければなりませんでした。
私はといえば、入院期間中は3時間置きに搾乳機を使用して
母乳を出せる体にしなければなりませんでした。
低出生体重児にとって、母乳は欠かせない栄養源で、
免疫も付くし、消化もしやすいので、一石二鳥も三鳥もあるようでした。
どれだけ早く出産しても、出産すれば、
個人差はありますが母乳は出るようになります。
そしてその母乳は、まさしくオーダーメイドで、
低体重出生児を産んだお母さんからは低体重出生児のための母乳が出るそうです。
大体出産して3日後くらいから母乳は出始めるそうで、
それくらいから搾乳を頑張りました。
入院期間中、搾乳してはすぐに赤ちゃんに届けていました。
その間特に何も言われなかったので、問題はないものと思っていました。
しかし、初めての定期面談で、『脳室内に出血が認められました』と告げられました。
今回の面談は、まだ主人が来られなかったので、私一人で臨みました。
私の退院目前の定期面談だったので、最初の山の72時間はとうに越えていました。
だから、最初の山は乗り越えたのだろうと安心していました。
だって、特に何も言われなかったから。何回も何回も赤ちゃんの病室に行っていたのに。
でも、越えてなんかいなかった。だって出血があったんだから。
泣きそうになるのを必死で堪えました。
さらに、動脈管もまだ完全には閉じていないと言われました。
これは投薬での治療となるのですが、大体1クール(約1日半)で3回治療を行い、
様子を診ていくということでした。
赤ちゃんは、その日の夕方に2クール目の3回目を投与しようかというところでした。
多い子では4クール目まで行う子もいるそうですが、
循環器系(おしっこが出ているとか、血圧がそこまで下がっていないとか)に問題がなければ、
穴が開いたまま共存して、身体が大きくなってくれば、手術をしたり、カテーテルを入れたり等、
治療の幅が広がるので、それまで様子を見るとのことでした。
動脈管は開いてはいるが、細くはなっているので、そこまで悪い状態ではないと言われました。
脳室内の出血に関しては、エコーやそのほかの検査の結果を総合的に診て判断するようで、
出血してすぐに両親に伝える、ということではなかったようです。
それでも何かあれば、すぐに伝えてほしかった。
淡い期待をしてしまった。
病院側にも、色々と都合があるのでしょうが、何か変化があれば、すぐに伝えてほしい。
そうはいっても、何かわかった段階ですぐに知らせても杞憂に終わることもあるだろうから、
原因などはっきりしてから伝えるのかなとも思いました。
面談の後、赤ちゃんの面会に行きました。
小さな身体で頑張っている姿を見ると、
ポロポロと涙がこぼれてきました。
第一子の時もそうだったのですが、
自分の退院前はいつも以上にメンタルがボロボロになり、
わけもなく涙が流れるのでした。
それでなくても、産後はメンタルが崩壊気味なので、
世の男性は、この時期のパートナーには、
やりすぎやろってくらい優しくしてください。サンドバックになる覚悟をしてください。
優しくされてもまた、ありがたさで涙が出ます(笑)
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