22w2d 465g 極低出生体重児ベイビーとの対面

極低出生体重児

みなさ~ん、こんばんは~しほみんやでぇ~
カムサハムニダ~

出産翌日のお昼に、赤ちゃんと面会が可能でした。
まだ貧血もあるので、車いすでの移動です。
それに会陰も切開したので、ドーナツクッションも手放せません。

NICUの病室は、私の病室とは反対に位置し、また私の病室も端にあったので、
なかなかの距離を移動しなければなりませんでした。
もし、今回帝王切開だったらと思うと、ゾッとしました。

なんせNICUは2回目なもので、勝手は知っています。
それでも赤ちゃんに会う前はドキドキしたし、今回は旦那不在のため、
一人での面会でもあったため、少し心細さもありました。

出産後、すぐにカンガルーケアはしてもらえたものの、
小さくて自分の胸に乗った赤ちゃんの重みは感じられなかったし、
一瞬の出来事で、よく見ることができませんでした。
そのため今回が実質初対面という形になります。

保育器の透明なケースのなかで、柔らかなガーゼに包まれて、
彼女は眠っているようでした。
わずか465gしかない私たちのかけがえのない宝物です。

まだ薄い皮膚には、血管が透けて見え、触れると壊れてしまいそうです。
でも、小さい小さい手足には指がしっかりと5本あり、
目、耳、鼻、口がしっかりと確認できます。

こんなに小さいのに。
こんなに早いのに。
彼女はしっかりと赤ちゃんでした。

不思議な気持ちです。本来であれば、エコー写真でしか見ることができないのです。
小さな身体で、精一杯生きようとしてくれています。

目からぽろぽろと涙が流れてきます。
何か悲しいとか
何かつらいとか
何かうれしいとか
そういったことではなく、
なぜか自然と涙が溢れてくるのです。

産まれてきてくれて、本当にありがとう。

Image by StockSnap from Pixabay

コメント

タイトルとURLをコピーしました